
骨粗しょう症予防は、美容にも関係してくるので、若いうちから骨粗しょう症予防をしておくメリットは大いにあります。
年を取ってから困らないように、というより、今の美容に役立つという意味です。
鏡を見て、「最近老けたな・・・」と思うことはありませんか?
顔にできるでこぼこは、シワやたるみのサインです。
これを防ぐためには、スキンケアが重要な意味を持ちます。お肌を保湿して、ふっくらとしたお肌を取り戻したいものです。
でも、アンチエイジングのもう1つのファクターとして注目したいことがあります。
それが骨粗しょう症予防。
肌の下の骨は、20代を過ぎた頃から、老化が始まっています。
骨の老化が進むと、美肌にも悪影響を及ぼします。
骨はお肌の土台となるものです。
土台が変化したり、もろくなると、お肌に影ができて、しわやたるみの原因になってしまうのです。
頭蓋骨の老化によって、見た目の変化が変わってしまうということは、研究により明らかになっています。
対象を20~40代、41~64歳、65歳以上のグループに分け、頭蓋骨、とくに顔の骨が、年齢と共に変化していくかを分析したある調査によると、高齢になると、あごが出て、鼻よりも前に出る「すべり現象」が起きていることが分かっています。
すべり現象が起きると何が起こるかというと、フェイスラインがまず崩れます。
そしてほうれい線ができて、あごが広がって見えるようになります。
あごすべり現象は、お肌と見た目の老化に深くかかわっているのです。
頭蓋骨の老化は、目の周りの老化現象にも関わります。
目のくぼみの骨(眼窩)が老化すると、広がっていきます。
すると、まぶたが重くたるんできて、小さく、腫れぼったい目になってしまいます。
また、目の下にこじわやクマができてしまいやすくなり、目元が暗い印象になるのです。
こういうときに、スキンケアでいくらお肌に栄養を与えても効果は期待できないかもしれません。
目もとの老化はお肌のその下の、骨に原因があるからです。
頭蓋骨の老化による見た目の変化は、女性のほうが大きいと言われています。
女性はもともと、男性よりも骨粗しょう症を起こしやすいと言われていますよね。
だから、頭蓋骨の老化も、女性のほうが早く始まる傾向があるのです。
見た目を若々しく保つには、お肌の老化防止に加えて、骨の老化防止にもぜひ取り組んでいただきたいです。
それが、今現在の美肌を保つことになるし、将来的なリスクである、骨粗しょう症予防にも役立つのです。
美容では「インナーケア」というアプローチが注目されていますが、お肌の土台である骨をいたわるケアこそ、インナーケアと言えそうですね。
骨粗しょう症予防には、カルシウムやコラーゲン、ビタミンDやマグネシウムなどのミネラルをきちんと摂取できる食生活が欠かせません。
食生活を見直して、骨を育てるケアを始めましょう!
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